経済学の杜(ミラー)

公務員試験・外交官・国税専門官・中小企業診断士・不動産鑑定士などの経済学の試験対策情報を提供します。

1日10時間、勉強する環境

3月、4月は多くの受験生は1日10時間くらいの勉強(働いている人なら週末に1日中勉強)となると思います。すでに仕事をしている人なら集中度は増すでしょうけど、それでも10時間の集中は最初は難しいはずです。 個人差はあると思うのですが、私個人は以下の…

「新・らくらく~」、はやくも初刷分が品切れ!?

本当にありがとうございます。

ゲームという貴種流離譚

スマホの普及によって、何かのネットワークゲームにはまって貴重な時間やお金を無駄にしてしまった人も少なくはないはずです。ただし、その間に何も得たモノはなかったのか?といえば、ゲーム層というさまざまな人間模様を体現できた有意義な時間もあったは…

日本の経済学の「何」を継承していかなければならないか?

自分の受講生は日本一であるけれど、自分を指導した経済学の教員もまた日本一だったと思います。 他人に何かを「教える」場合、その人の才能というより、その人がどんな環境で指導を受け、勉強してきた人なのかという側面が出るはずです。 これは、私が受け…

公務員(試験)をめざす学生

試験直前や就職活動中の先輩を見ると、自分はあんなに自信を持って試験に挑めるだろうか?と思う人も多いでしょう。 しかし、公務員(試験)をめざす学生は最初からそんなに自信たっぷりというわけではなく、最初は、行き倒れのようになった迷い学生や松葉杖…

今、求められている人材は、限られた時間内での現場における作業能力

私自身、長い間、「外国人」として仕事をしていたので、日本にいる「外国人」がどのような仕事で収入を得て、どのような生活をして子育てをしているのか非常に関心を持っています。(もちろん、膨大な数のインタビューによってそれ判断しています。) そして…

大学・予備校・出版社と現在の受験生の意識の差

公務員試験ほど、10年前、20年前、30年前との様子が変わった試験はありません。 多くの受験生が高い意識と志を持っているので、憲法や経済学などは平気で満点を狙ってくる人も多いし、数的処理を中心とした教養科目もおおよそ得点戦略が備わっていると…

実務教育出版 スー過去『ミクロ経済学』『マクロ経済学』

さすがにここは『らくらく~』陣営のサイトなので、らくらくミクロ、マクロ、計算をやっている人たちばかりのはずですが、すでにミクロ、マクロ、計算を終えて、時間的に余裕がある人がやる本があるとしたら、それはスー過去『ミクロ経済学』『マクロ経済学…

実務教育出版『速攻の時事』

実務教育出版『速攻の時事』を読まれる受験生は多いと思います。 読み方のコツとして、アマゾンなどの古本で、平成29年度版、平成28年度版等の3年分以上を購入して(たぶん格安で買えるはず)、以前のデータや政策との関係を確認しながら、平成30年度版の読…

東京の雪、ポジティブかネガティブか?

22日、東京は大雪となり、マスコミやSNSの多くは交通難などネガティブな情報に支配されました。 しかし、これは多くの日本人の特性で、報道することの大半はネガティブになりがちです。 一方、雪の情報を発信している訪日外国人のSNSの多くは、「雪が…

記号としての「経済学」

手品というのは、種明かしをさせられると、観客はそれ以降はその種明かしの導線でしか手品が見えなくなります。つまり、手品を記号化という別の次元に落とすわけです。それを承知で巧妙な手品師は必ず種明かしを公表した後で、実は手品の中にもう1つのマジ…

世の中にある商品の良し悪し

学力の差は、いかに早い段階で受け取った情報が良質であるか、それとも単なる広告なのか判別し処理する能力であり、若い世代ほどそれが確立されていると思います。 基本的に世の中のすべての商品は、自然界から学んだものと、すでに完成された商品をパクった…

学校の失敗

市場の失敗、政府の失敗と同様に、「学校の失敗」という考えが持論であります。 学校に行って学力が高くなるというのは希望的な観測で、学校に通学する時間や講師の自己顕示欲を満足させるのにつき合わされる時間、いかにもテレビから得た知識を聞く時間など…

新年あけましておめでとうございます。

the sunrise on New Year’s Day at Odaiba-timelapse [4K]

オリンピック選手の誕生

人間の能力はほとんど差はないけれど、オリンピック選手と凡人ランナーの差はどこにあるのか? その差は、練習量とか技術ではなく、まず、故障をしないことが最大の理由です。 緊張して眠れないとか、食べ物に好き嫌いがあるとか、単純な基礎訓練は飽きると…

谷崎潤一郎『春琴抄』

谷崎潤一郎『春琴抄』 人生最大の教科書であり、これから国際社会に挑戦する学生に紹介する推薦本の1つです。 谷崎ほど、経済をとらえ、描いた人は他にはいません。特に春琴抄は開港、いわゆる近代日本のグローバル化がもたらした時代背景をあまりに美しい…

増税を主張する人たち

日本経済が20年間低成長を続けてきた原因として、消費税増税やデフレをあげる人も多く、現在も増税をもくろむ財務省に批判的な人も多いでしょう。 しかし、国際競争にさらされている経済官僚の視座は別なところにあるかもしれません。もちろん、目的は何千…

「新・らくらくミクロ経済学入門」「新・らくらくマクロ経済学入門」予約開始

「新・らくらくミクロ経済学入門」------------------------------------ 「新・らくらくマクロ経済学入門」予約開始いたしました。これより、再起動いたします。よろしくお願いします。

海外から使用しているカメラやレンズの問い合わせが多い

動画撮影時のカメラについて、海外から問い合わせが多いのです。 最近では、instagramで高評価をもらうためなのか、スマホの内臓カメラではなく、一眼レフを持ち歩いている若年層も少なくありません。しかも、カメラの知識や撮影技術までそれなりに高いレベ…

実際の数字と、ネット上の数字の乖離

クリス・アンダーソンの名著『フリー』が登場した2009年、ネット上にある「評価」が現物の貨幣以上の利得を生み出すことが書かれました。http://www.honyaclub.com/shop/g/g12653358/ しかし、現在ではtwitterやFBのフォロワーやyoutubeの登録、高評価数など…

変わりゆく水道橋

水道橋は今ではホテルや大学、オフィス街へと変貌していますが、90年代までは資格試験用の予備校が乱立していました。通りにはびっくりするくらいの受験生が歩いていて、飲食店も大繁盛していました。 90年代、 1教室に300人以上収容できるスクール形式の建…

サイトの検索キーワードを調べたら、

社会科学全体に言えると思いますが、やはり大学や研究機関の「系譜」というものが明確にあるものですね。 最近、大学図書館で見つけた経済学の本を読んでいると著者が誰かなんて見なくても判別できる、やはり慶応の系譜はカラーが強いと感じます。現在の経済…

『らくらく経済学入門』入稿完了。9月末に販売へ

9月末には販売できると思います。 らくらく創刊から11年分の原稿と、20年間の受講生の質問のデータなどを久しぶりに見直す良い機会にもなりました。 さすがに11年にもなると、世間では「この問題はこの公式で解くんだ!」という一種の公式のように固定化され…

LM曲線の右シフト

貨幣供給の増加は、LM曲線をLM1からLM2へ右にシフトさせます。 大学図書館においてある「マクロ経済学」の教科書には、LM1からLM2なので、「右シフト」と書いてあるものや「下方シフト」と表されているものもあります。 どちらでも正解なのですが、貨幣供給…

夏休み、大学図書館での勉強法

夏休みの間、大学図書館を利用して勉強する人も多いでしょう。人生をかけた勉強期間なのでできるだけ効率的に行きたいものです。 ①図書館では、最初に出入り口付近の場所で勉強しよう。最初から、集中力を高めようと人が少ない場所で勉強しようとすると、結…

台本のない講義

私はもともと数学を指導していたので、経済学の問題も予習などはしないで、いきなり問題を解いてみて、悩んだり、間違えたり、戸惑ったりするナマの姿を学生に見せるようにしていました。一見おどおどしていて頼りないように思えますが、自然と優秀な学生し…

週刊住宅新聞社「らくらく経済学入門」シリーズ、その後

週刊住宅新聞社「らくらく経済学入門」シリーズが結構、プレミアがついて取引がされていることを確認。 個人的に一番レアなのは、「らくらくミクロ経済学入門」改訂版7刷ではないでしょうか?この本は、問い合わせも多いのですが、新ジャケットになったもの…

夏休み中の大学図書館は勉強に最適だったが、、

今の時期なら空いていて快適だと思ったら、大学図書館は大混雑で、まったく作業スペースが確保できず。調べてみると、8月第1週まで授業があって、しかも今時の学生は皆勤賞なので図書館も人でいっぱいになっていることに納得。 基本的に、教育のシステムが大…

動画アクセス、香港からが急増

動画のアクセス数、1位、2位の日本、アメリカは不動の地位ですが、ここ数か月の間、香港が3位の位置で安定しています。 昨年までの3位と言えば、韓国、台湾、ブラジル、英国あたりが競う状況でしたが、もはや香港からのアクセス数には及ばないほど引き離され…

映画『ザ・コンサルタント』

The Accountant Official Trailer 2 (2016) - Ben Affleck Movie いかにもアメリカ人が好きそうな構成ですが、数字の世界で生きている人には少し面白い映画です。続編も決定とか。私は経済学を指導しているのでもともと数学の世界の人間ですが、そこは会計の…