経済学の杜(ミラー)

公務員試験・外交官・国税専門官・中小企業診断士・不動産鑑定士などの経済学の試験対策情報を提供します。

2017-02-05から1日間の記事一覧

マティス国防長官、その愛読書はマルクス・アウレリウス『自省録』

マティス国防長官、その愛読書はマルクス・アウレリウス『自省録』 人生を国家に捧げた軍人・マティス国防長官の愛読書「自省録」が紹介されてから、いきなり売り上げが伸びているようですが、この本をしばしば読むという社会人はいると思います。この本には…

立春

皆さんのご多幸お祈り申し上げます。

節分会

受験生の中には今年、厄年の方もいるでしょう。厄年はその年の元旦からなのか立春からなのかどちらか諸説はありますが、個人的には旧暦にしたがい立春からだと考えています。女性の19歳、男性の25歳は人生にとって意味のある年齢と思います。私の友人は25歳…

話しの核心

何か回答を「話し」を媒介に伝達しようとするとき、必ず地域差が含まれるので理解が困難な場合があります。youtubeなどで、試験の解説講義の動画がアップされていますが、筋の展開からおおよそその講師のバックグラウンドが含まれることがあることを取り上げ…

ナッシュ均衡

経済学部出身なら当然にお馴染みですが、公務員試験や資格試験の勉強をしていて、「ゲーム理論」から初めてナッシュ(1994年・ノーベル経済学賞)という人物を知る人もいるでしょう。 このナッシュという天才、少しでも数学に興味がある人にはかなり魅力的に…

「作品」はどこから産出されるか?

大学生が読む思想家の著作には、マルクス=エンゲルス、ドゥルーズ=ガタリ、ネグり=ハートのような2人の共著があります。これは1人の人間が描く世界感ではなく、2人の間、つまり安定性ない状況の中から作品が孕むと考えても良いでしょう。(ゲーム論的…

言葉では、真意は伝わらない

自分が自分らしく自然体でいられる時間を獲得することは極めて難しい。 美術や音楽のような芸術の世界は、日常の言語(国語)空間では考えらえないほど多彩で多様なコミュニケーションを実現させることができるが、その世界に足を踏み入れると生活そのものを…