経済学の杜(ミラー)

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留学は田舎か?都会か(3)

 都内の大学、大学院には大量の中国人留学生がいます。彼らを見てどう思うでしょう?ほとんど中国人同士でつるんでいるので、あまり日本での学習は効果的ではないと思うはずです。

これはどこの国の留学生も同じで、ほとんどが意味をなさずに帰国することになると思われます。もちろん、ちゃんと大学に通ったところで、留学生には大甘の採点であり、何十年学校に通っても勉強になることはあまりないはずです。

 意外に、学校をサボって、アルバイトをしている留学生の方がいろいろと学んでいるかもしれませんね。

 

 都会で仕事をするのは意味を持ちますが、大学は都会でも田舎でも地域性、地域力が強いところをすすめます。地域の一員になれるというのは、非常に大きな意味を成すからです。

 都会はお金を出せばほとんどの問題点は解決できますが、地方は融通がききません。

場所を問わず、そこの地域住民との深い交流をするためには簡単には行かず、いくつかの壁を越える必要が出てきます。

 

 実際には、地域性の強い街もあれば、住民同士がほとんどつながりを持っていない場所もあります。

 どこにそんな素敵な街があるのか?それを探すのに旅をする必要があって、本格的な留学や海外での仕事というのはその後になるかもしれません。

 

 ニューヨークやパリ、ロンドンなどは仕事もたくさんあるし、仕事を見つけるのも難しくはありません。都会の人気はお金を稼ぐ機会が多いことです。しかし、仕事の機会は少ない地方で、ローカル新聞を毎日読んで、町の小さな図書館で必死に情報を集め、仕事に空きがあるかどうか手当たり次第に電話して、さまざまな人に相談して、仕事を見つける。タダでもいいから1週間働かせてくれと頼んでみる、、こんなことを繰り返しながら、少しずつ地域に馴染んでいくのも楽しいはずです。