経済学の杜(ミラー)

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海外で事件に巻き込まれないために

初めての海外旅行の場合、かなり警戒しているので事件に巻き込まれる可能性は少なく、おおよそ空港にいる自称日本人ですと称する詐欺師、寄付金要求者や違法タクシーくらいに引っかかる人がいるくらいでしょう。

もっとも危険なのは、ある程度、海外生活に慣れてきた人たちです。

バンクーバーあたりだと日本人も多いだろうし、語学学校に行っている日本人は日本人同士でつるんで意味なく帰国する人がほとんどだろうから、独立して現地の人と交流できている人は中級レベルに達していることがわかります。

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女性の中で、見知らぬ人の車に乗ったり、初めて会った人に荷物を預けたりする人はいますが、どうしてそんなことをするのかよくわからないと思うでしょう。たぶん、相手は親切な人だと思い込んでしまう可能性があるからです。もちろん、女性が狙われやすいですが、男性も少なからずターゲットにされます。

敬虔で育ちの良い人と犯罪者は、言葉も態度も異なります。しかし、刑務所でしつけられた人はそれなりに正常なので外国人には判別が難しいはずです。
私の会社は仮出所中の人を一定数雇わなければならない義務があり、彼らは職場ではどの人も極めて従順にコミュニケーションをとり、適確に仕事をしていました。ただし、アメリカ人から見れば、明らかに雰囲気が違うようです。

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警戒心が強い女性は、車の進行方向とは逆に歩きます。
車に乗せられる危険が少なく、いざ乗せられると逃げることができないからです。
(車の進行と同列で歩く女性、同列でバックを持つ女性は警戒心がないと判断できます。)
逆に、付近で銃声が聞こえたら車の中が最も安全です。アメリカでの車所有はそういった避難場所の確保でもあるわけです。

密室には入らない、
トイレに入る際にはいざというときに脱出路を確認しましょう。

他人から見れば、事件に巻き込まれる人について、「どうして見知らぬ人についていくのだろう?」と思うはずですが、その時の状況判断や精神状態などわからないので、判断能力が欠如しているのは間違いないでしょう。

どんな人にも死角があります。


私も完全に騙されて密室に入れられたことがあります。
相手の人の靴底のすり減り具合を見て怪しいと思ったのですが、その時はやや判断力が欠如していました。(靴の持つ記号は重要です)
どうやら、その人はねずみ講マルチ商法の勧誘のようで凶悪でなかったことが幸いでした。
その場所は1Fだったので、トイレに行くと言って、トイレから脱出し、バス通りまで全力疾走で難を逃れた経験があります。


無理に争わず、逃げることです。
相手を説得する前に、逃げることです。